美容成分辞典
EGFとは | フコキサンチンとは |
FGF-1とは | FGF-7とは |
ホスファチジルコリンとは | ミトラカーパススケーバーとは |
FGF-1(ヒトオリゴペプチド-13)
FGF-1とは
FGF-1は「線維芽細胞成長因子」を意味します。
FGF-1とは、Fibroblast Growth Factor-1の略称で、「線維芽細胞成長因子」を意味します。
現在確認されているFGFファミリーは、FGF-1~FGF-23まで23種類です。23種類の中でFGF-1は、コラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞の増殖を促します。
FGF-1とアンチエイジング
FGF-1は肌本来の力を助け、 線維芽細胞の新生を促します。
FGF-1は自己再生を高めるアンチエイジング効果が期待でき、肌のハリ、弾力や線維芽細胞を増殖させることから、クレーターと呼ばれるニキビ跡の改善にも効果が期待できます。
FGF-1は、人間が本来持っている線維芽細胞を再生させる成長因子ですが、年齢とともにその分泌量は減少し、細胞の再生が遅くなり肌は老化してゆきます。FGF-1は、体内にある受容体(レセプター)と結合することで、シグナル伝達により細胞に増殖や修復の指令を出し、肌本来の力を助け、 線維芽細胞の新生を促します。
FGF-1とEGF
FGF-1はEGFと併用する事で真皮に対する影響がアップ。
FGF-1の真皮に対する影響の臨床試験において、FGF-1単独使用の場合には45%増加だったヒドロキシプロリン(※)がEGFと併用することで80%とさらに上回るというデータ結果が示されています。
FGF-1の化粧品表示名称は、「ヒトオリゴペプチド-13」となります。
(※)ヒドロキシプロリンとはコラーゲン合成に必要なアミノ酸でコラーゲン量を調べる際の目印となる。